「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」連載タイトルビジュアル

HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、ふんわり軽く、柔らかなコットンニットのお話しです。

第49回:軽やかに、着る。

「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のコットンニットトップス

knit tops "coton"

"coton" とは、フランス語で「綿」という意味。

軽くて柔らかい、上質な綿を使用してつくったニットです。
春先、梅雨の時期、秋口までと、長い期間着用していただくことをイメージし、かたちにしました。

実際着てみると、肌馴染みの良さプラス、その着心地の軽さにも驚きます。
この独特の柔らかく、温もりのある風合いは、糸の段階で起毛させたものを編み立てることで実現できたもの。
展示会でこのニットに触れたバイヤーの方々の中には、「この糸にはカシミアが入っているんですか?」と質問してくださる方もいたほど。笑
綿100%の素材でここまで柔らかな糸を探すことが出来たのは、私も初めてのこと。
見つけた瞬間、思わず心の中で「うん、良い!」とテンションが上がってしまいました。

素材の良さを最大限に生かすために、デザインは首元の開きすぎない、シンプルなクルーネックプルオーバーにしました。
肩の部分には同じ編み地で作った三角のパッチを施し、ミリタリー感のある要素をプラス。
そこから自然と「カーキ、チャコールグレー、ブラック」と、メンズライクなカラー展開が思いつきました。

サイズ感はあえてややコンパクトなサイズに。
前回ご紹介した pants "herringbone" など、ボリューム感のあるボトムとの組み合わせがおすすめです。

上品にもカジュアルにも見える、HAU の定番とも呼べる一着。
是非、その着心地を体感いただければ嬉しいです。

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<HAUの取扱い店舗に関して>
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hau_clothes@claska.com

2020年2月15日 公開

編集・撮影:山本純子(CLASKA)

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