HAU
linen vest ベージュ
SOLD OUT|完売御礼
CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、ワンパターンになりがちな夏の着こなし対策についてのお話です。
先週に引き続き、気持ちのいい天気が続いていますね。
まるで夏のような暑さの日もありますが、まだ湿気が無い分気分が楽というか、その日の装いをあれこれ考える時間が楽しい季節です。
ところが、これが梅雨明けの夏本番ともなると熱さ対策ばかりが気になってしまい、つい毎日半袖やノースリーブのカットソーばかりに。
「たまには気分転換を」と、日焼け対策で薄手のカーディガンやリネンシャツを羽織ったりするものの、落ち着くところはやはりカットソーで、夏も半ばに差し掛かった頃にふと思うわけです。
「このマンネリ感を何とかできないものか……」。
そこで思いついたのが、「ベスト」というアイテムです。
もしかしたら、おしゃれ上級者のためのちょっと敷居の高いアイテムだと思っている方も多いかもしれません。
でも、コーディネートのコツさえ掴んでしまえば、とても取り入れやすいアイテム。私自身、とても気に入っているウールのリブ編みベストがあり、季節の変わり目の時期にとてもよく重宝しています。
長袖のカットソーに重ねたり、ワンピースに重ねたり。
手持ちのものにそのベストを合わせるだけで、なんだかとても新鮮なコーディネートになるんです。
そんな経験から、マンネリコーディネートになりがちな夏に活躍しそうな、そして“HAU らしい”ベストを考えてみました。
素材は通気性の良い麻100%の糸を使用し、重ね着しやすいようにややゆったりとしたサイズ感に仕上げました。
袖ぐりも襟ぐりも余裕のあるつくりなので、中に着るものが多少ゆったりしていても大丈夫! 違和感のない、こなれた重ね着を楽しむことができます。
前回の連載でご紹介させて頂いた「daily tops」との相性はもちろん、「daily one piece」と組み合わせても新鮮ですよ。
身長が高めの方は、例えば海に行くときに水着の上にさらっと重ねたり、インナーとのカラーコーディネートを楽しみながらノースリーブニットとして着用していただくのも良いかもしれません。
色はナチュラルなベージュ、ライトグレーに加え、赤もご用意しました。
赤は一見すると鮮やかに見えますが、少し渋みのある控えめなトーンなので、生成りやグレーなどのニュアンスカラーのアイテムと相性抜群です。
ベージュやグレーのベストは、カーキや茶のアイテムと合わせると、カジュアルな中にも大人っぽさを感じる着こなしになります。
コーディネート次第で、手持ちのアイテムの新しい魅力を引き出してくれるリネンベスト。
是非夏の重ね着に取り入れて、新鮮な装いを楽しんで下さい!
Profile
藁谷 真生(わらがい・まお)
エスモード・ジャポンを卒業後、アパレルメーカーにて約8年にわたり数ブランドのデザインを担当。2011年、自身のブランド「BLANKET」を設立。約5年間活動した後に2018年、CLASKA より「HAU」をスタートさせる。
HAU
SOLD OUT|完売御礼
HAU
SOLD OUT|完売御礼
HAU
13,200→9,240円(税込) 30%OFF
商品詳細・ご注文はこちら
<HAUの取扱い店舗に関して>
CLASKA Gallery & Shop "DO" 各店、および全国各地のセレクトショップにて順次展開中。CLASKA ONLINE SHOP でも全ラインナップ展開します。(順次発売予定)
卸販売に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
hau_clothes@claska.com
2019年5月25日 公開
編集:落合真林子(CLASKA)
撮影:速水真理(CLASKA)
第1回:今の自分に合うパンツ、知ってますか?
〜「work pants」ができるまで
第2回:「頼れるカットソー」、持っていますか?
第3回:欲しいのは、「今の気分」を羽織れるコート。
第4回:信頼から生まれる「HAU のかたち」
第5回:頼りにできる「シャツ」さえあれば。
第6回:大人のための「ゆるワンピ」のススメ。
第7回:着ても脱いでも“絵になる”カーディガンって?
第8回:HAU 流、「マリンスタイル」のススメ
第9回:生地から仕立てた、「夏の服」の話。
第10回:手仕事を感じる服づくりの秘密。
第11回:「特別な日」に着たい服は、こんな服。
第12回:ワンピースの魔法。
第13回:「風景」を想像しながら、装いを考えてみる。
第14回:MY 定番Tシャツ、持っていますか?