「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」連載タイトルビジュアル

HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、寒い時期に活躍間違いなしの、あったかアイテムの紹介です。

第32回:おしゃれに、スマートに、冬支度。

カフェでランチ

いよいよ10月に入りましたね。

秋の気配が日に日に濃くなってきていますが、先月末にHAUの2020年春夏の展示会が行われ、頭の中がしばらく半年後にタイムスリップしていました(笑)。(お越し頂きました皆様、ありがとうございました!)

展示会がひと段落したので、先日、以前から行ってみたかった某市場内にある一風変わったカフェに行ってきました。

魚や野菜、乾物などが揃う、いわゆる“本気”の市場。ということで、そのカフェも市場に合わせて朝7時オープン、13時半には閉店です。

普段なかなか足を運ぶことのできない場所で美味しいものをゆっくりと食べて、友達とお喋りタイム。

ほんの束の間でしたが、心身ともにリフレッシュ出来た貴重な時間でした。

「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のスウェットパンツ

さて今日のお話しは、これからの季節に嬉しい“あったかボトム”について。

冬の寒さ、特に足元の冷えは女性の身体にとって大敵です。

私もデニムやコットンパンツを履くときは、下にレギンスを重ねるなど工夫をして、下半身を冷やさないように気をつけています。

ただ重ね着をする分動きにくく、窮屈さを感じるのが毎度の悩み……。

ということで、重ね着に頼らずとも1枚で温かさを感じることの出来る、身体に優しいボトムを作りました。

「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のスウェットパンツ

まずはこちら。表はコットン、裏地がウールの生地で作ったスウェットパンツです。

いわゆるコットン裏毛のスウェットパンツはよく見かけますが、この生地は素材がより上質で暖か。この生地に出会った時、「裏地にウールを使用するとはなんて贅沢!」と、うっとりしてしまいました。

シルエットの綺麗さにもこだわりました。普段さまざまなスウェットパンツを見ていて、もう少しシルエットがすっきりとしたものがあったらいいのになぁ、と思っていたのです。

裾は幅広いリブを施したものが一般的ですが、今回は幅の狭いステッチでシンプルに。こうすることで、大人の女性もスマートに着こなせる一着になりました。

丈を短くして穿きたい時は、内側に折り込んで穿くのがおすすめ。すっきりとしたシルエットをキープしつつ、靴下とのカラーコーディネートも楽しむことができます。

ニットなどと合わせて、この時期ならではの楽ちんで肩の力が抜けた、あったかコーディネートを楽しんで頂けたら、と思います。

「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のニットスカート

次に、鹿の子編み模様のニットスカートをご紹介します。

ニットのスカートは、まさに冬ならではのアイテム。カシミア混の毛糸を細かな柄網みにし、シンプル過ぎない、少しデザイン性を加えたスカートを作りました。

こちらも、履いた時の暖かさを実現するために、裏側を起毛させています。

この起毛は暖かさの為だけではなく、履いた時にしっかりと安心感のある厚みにするためのひと工夫でもあります。

ウエストは太めのリブで仕上げたので、トップスをインにして、ポイントでもあるパッチポケットを見せて着るコーディネートもおすすめです。

タイツやレギンスにウールのソックスを合わせて、モコモコした足元をポイントにしたコーディネートも、冬ならではですね。

fine wool cotton pants

「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のスウェットパンツ

HAU

fine wool cotton pants アイボリー


SOLD OUT|完売御礼

knit skirt

「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のニットスカート

HAU

knit skirt ブラック


SOLD OUT|完売御礼

<HAUの取扱い店舗に関して>
CLASKA Gallery & Shop "DO" 各店、および全国各地のセレクトショップにて順次展開中。CLASKA ONLINE SHOP でも全ラインナップ展開します。(順次発売予定)

卸販売に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
hau_clothes@claska.com

2019年10月5日 公開

編集:落合真林子(CLASKA)
撮影:速水真理(CLASKA)

バックナンバー