「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」の140回

HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU (ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週金曜日更新でお届けします。

第140回:肩肘張らずに着られる、緩やかなジャケット。

jacket "idyllic"

普段の装いに取り入れやすいよう、肩肘張らずにサッと羽織れるジャケットは、 牧歌的(アイデリック)な農村のお祝い行事をイメージしながら作りました。

年齢を重ねるごとにジャケットの必要性を感じてきてはいたものの、今年は長女の進学の関係で学校に出向く機会が多く、ついに必要に駆られる事態に。。。
でも心の中ではいつかジャケットを普段の装いの中に取り入れてみたいという憧れもあったので、これは良い機会!と思い、自分なりにしっくりとくるバランスを模索しながらのジャケット作りがスタートしました。

作る過程で特にこだわった点は素材と袖肩周りのデザインです。
ある程度ラフさと暖かみが欲しかったので、素材は表情のあるウールリネンのミニヘリンボーン生地を使用。
さらに、ジャケットならではのかっちりとしすぎた印象にならないよう、袖周りのサイズにゆとりを持たせ、袖もドロップショルダーにすることで少し丸みを帯びた緩やかなシルエットになるよう工夫しました。

そして今回は、白いシャツワンピースと組み合わせてみることに!
普段の延長線で少し背伸びしたオシャレを楽しみたいときにはこんなスタイルがおすすめです。
ポイントは首元につけた neck warmer "cape" と、襟元には gungulparman のゴールドのブローチを◎
トラディショナル色の強いアイテムですが、合わせる小物次第でぐっと華やかで可愛いらしい装いになります。

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「CLASKA(クラスカ)」発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」デザイナー藁谷真生のインタビュー記事写真
 

2022年11月4日 公開
*商品名を掲載しているアイテム以外は、すべて私物です。

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