堀井和子さんの「いいもの、みつけました!」連載タイトル

コラージュ・題字:堀井和子

堀井和子さんの「いいもの、みつけました!」

堀井和子さんが日々の暮らしや街歩きの中で見つけた、いいもの、美しいものを報告してくださる連載です。昨年CLASKA Gallery & Shop “DO” 本店で開催した企画展で大好評・即完売だった堀井さんのツリー。なんとうれしいことに、今年も新たにご準備くださっています!

第10回:今年の栗の木のツリーは・・・・・・

今年のツリーは、オーナメントの組み合わせがいくつかあります。

堀井和子さんの栗の木のツリー

こちらはガラス5点と白磁1点のタイプ。奥に見えているのは、展覧会のタイトルを書き入れたギフト用木箱です。ツリーを作っていただいた吉川さんの工房で目にとまった道具箱が、さり気なくかわいかったのでお願いして、販売することに。コラージュのポスターは、A4サイズで、昨年とはまた違う雰囲気に仕上がりました。

堀井和子さんの栗の木のツリーのオーナメント

ドーナツ形と楕円形のオーナメントは、昨年に引き続き、木村硝子店さんにお願いしました。ガラスはこの他、星耕硝子さんに蜂蜜色がかったリム付き円形のものを作っていただきました。

白い磁器は大谷哲也さんに新しく製作していただいたもの。鉄器のクロス形は窯定さんにブラウンがかった色の仕上げをお願いしました。(上の写真のクロス形、左は昨年の黒、右は今年のブラウンの仕上げです。)

堀井和子さんの栗の木のツリー

ドーナツ形、楕円形、リム付き円形のガラス、白磁、クロス形とリング形の鉄器のオーナメントの組み合わせです。

堀井和子さんが焼いた丸パンと星耕硝子さんのリム付きガラス器

午前中に焼いた丸パンの右側上に見えているのは星耕硝子さんのリム付きガラス器。ツリーのオーナメントのフォルムが素敵だったのでもう少し大きいものも作っていただきました。こちらは、スダチやカボスのくし切り、クルミやピスタチオなどをのせるお皿として使うと、テーブルの上が生き生きとしてきます。(販売予定です!)

画面右上に一部が見えているガラス皿は、8月末の“ドーの古道具市”で見つけた細いリム付き。ガラスの色のトーンも似ているので、こんなふうに並べてある最近のお気に入りです。


堀井和子

堀井和子さん プロフィール

1954年、東京生まれ。料理スタイリスト・粉料理研究家としてレシピ本や、自宅のインテリアや雑貨などをテーマにした書籍、国内外の旅のエッセイなどを多数出版。2010年に「1丁目ほりい事務所」を立ち上げ、CLASKA Gallery & Shop “DO” と共同で企画展の開催やオリジナル商品のデザイン制作も行なっている。

【企画展】
1丁目ほりい事務所 × CLASKA Gallery & Shop "DO"
arbre + éléphant, brun marron
小さいツリーとゾウと茶色

堀井和子さん企画展ビジュアル

[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店(CLASKA 2F)
[会期]2016年11月3日(木祝)〜12月4日(日) 11:00〜19:00

会期中の11月19日(土) には、トークイベント「いいもの、みつけました!」も。本連載で紹介されたものをはじめ、堀井さんが街歩きの途中で目に留まった気になるあれこれをお話しくださいます。
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※本展の出品アイテムの一部を、CLASKA ONLINE SHOP でも会期後半より販売予定です。

堀井和子さんと作ったものバナー

2016年10月21日 公開