デザイナーに藁谷真生を迎え、CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU（ハウ）」。

コンセプトは『日常の中で感じる非日常感』。日々の暮らしの中で気負えずカジュアルに着られるものでありながら、身に纏うことで気分が高揚する大人の女性のための日常着をお届けします。

イタリア ミラノを拠点とする機能中綿素材メーカーの老舗、サーモア社。
1972年の創業以来、常に最先端の断熱技術を追求し、あらゆる環境に対応できる高機能の断熱素材を開発しています。

そんなサーモア社の中綿 ”EvoDown” を使用して、日常からお出かけまで幅広いシーンで気兼ねなく着られる中綿ベストを作りました。

何かと重宝する冬のベストですが、一般的によく見る中綿やダウンベストは機能性に偏っているデザインのものが多く、普段のスタイルに馴染むものが少ないことが今回の服作りのきっかけになりました。

自分で温度調節ができるベストは、コートを着るまでもない真冬の手前や春先など、想定の難しい近頃の気候にも活躍します。

デザインは少しハイネック気味のフレンチスリーブ。

開閉は内側にあるボタン1つだけというシンプルさで、ワンピースやスカートなど、下にボリュームのあるボトムスを合わせることをイメージして自由度のきく仕様にしました。

真冬にはさらに上からコートを重ね、インナーベストとしても着用いただけます。

中綿は、80グラムという薄手のもの。 使用している EvoDown という中綿は、素材が空気を繊維の間に閉じこめることで温かさを保つため、保温性がとても高く、それが長時間持続します。

ダウンの暖かみを備えつつも化学繊維なので、動物愛護の観点からも理想的な代替え素材になっている点も魅力的。

カラーはアイボリーとチャコールグレーの2色展開です。

連載 HAU のたね 「 Vol.22　山登りビギナー／主役にも脇役にもなるインナーベスト」でもご紹介しています。