GALLERY CLASKA で開催した「ゆく熊くる熊 2023-2024　by 東京903会 」。
編集者であり東京903会（くまさんかい）代表を務める安藤夏樹さんのコレクションを中心に、 貴重でバラエティに富んだ木彫り熊の数々を展示したほか、現代の木彫り作家による作品も販売していました。

こちらは、安藤さん編集による約220点に及ぶ八雲の木彫り熊の写真を掲載した渾身の図鑑「熊彫図鑑」。
初版は好評につき既に完売しており、今回は第２版の販売です。（表紙カバーのカラーは藤色に変わりました。）

縦20.4×横11.5×厚さ2.7cm。384ページ。見応え・読み応えがすごいです。コンパクトサイズで手に取りやすく、オブジェのように飾りたくなる愛らしい装丁デザインにも愛着が湧きます。

［目次］

尾張徳川家がスイスから持ち込んだ、熊彫＝八雲の木彫り熊　4

八雲熊彫年表　18

図解で学ぶ　八雲の熊のきほん／木取り／種類　22

戦前の木彫り熊
　這い熊　28
　座熊　43
　擬人化熊　48
　変わり熊　62
　戦前の熊彫作家（若山万之助／早川惣三郎／江口愛次）　72

熊彫の館「八ヶ岳ヒュッテ」　88

八雲エイト◎八雲の代表的な熊彫作家8人
　十倉金之　96
　中里伊三郎　106
　柴崎重行　118
　根本勲　176
　柴崎と根本の合作　218
　茂木多喜治　222
　鈴木吉次　242
　引間次郎　274
　加藤貞夫　312

その他の近現代熊彫作家
　上村信光／北口盛／土屋康之助／谷内正光／笹勇一／千代昇　342

木彫り熊のルーツをたどる旅 ── スイス（ベルン、ブリエンツ）　368

おわりに　382

木彫り熊の世界をどうぞご堪能ください。

＊「ゆく熊くる熊 2023-2024　by 東京903会」 の関連グッズは、こちらからご覧いただけます。