布で自身が欲しい形のものを求め、心地のよい素材や使い勝手、始末のよい丈夫な縫製を考え抜いた作品づくりを日々続けられている松澤紀美子さん。このたび松澤さんの布の鞄をモデルにした、CLASKA Gallery & Shop "DO" オリジナルの革のポシェットが誕生しました。
松澤さんの鞄の寸法や工夫を踏襲しながら、革であることに合わせてあらためて松澤さんと一緒に素材選びや構造・ディテールの検証と調整を行い、実現したものです。
曲線的でエレガントだけれど甘くない、凛とした存在感。きりっと締まった雰囲気が何とも絶妙です。松澤さんが何度も試作と試用を繰り返し、洗練されたラインに倣いました。
口をはらりと覆うフラップが、中身の荷物を守りつつそこはかとない女性らしさや柔らかさを醸し出しています。縦19×横27cmの大きさにマチ8cmと、容量もしっかり確保。
ショルダーは肩掛けにも斜め掛けにも、両方で使いやすい長さです。
ショルダーの端の部分は、長さを検証する中で縫い縮められた試作品の姿をそのままに。機能はないけれど、長さ調整の金具を使わずに仕上げたいという意思が込められたアクセントであり、このポシェットのプレーンな魅力をより際立たせる特徴になりました。もちろん、お好みでチャームなどを付けてもよいでしょう。
革はとても軽く、しなやかな触感のものを。と同時に、様々な荷物を容れて日常的に使える丈夫さと、型崩れしにくい程度の張りを持ったものをと、上質な牛革を選び使用しています。
片手でも開け閉めしやすい、マグネットホック。中身の荷物を押してしまって負担をかけることなく、さっと軽く留め外しができ、快適です。
幅広で使いやすい、大きめの内ポケットが1つ付いています。また革の裏面の毛羽立ち・摩耗から中身を守ってくれる、コットンの裏地付き。裏地の紫がかった濃紺色も、シックできれいです。
パスケースやハンカチはもちろん、文庫本もしっかりと入るサイズ感。
きちんとした装いにも、ナチュラルな服にも似合います。お散歩やちょっとしたお出かけにはもちろん、通勤用のショルダーバッグとしてや、旅先での外出用にも。
軽やかな掛け心地と上品な印象で、幅広く活躍するポシェットです。
女性に限らず、短めのショルダーでタイトめに斜め掛けするのがお好きな男性にもおすすめします。
様々なシーンや装いに合わせてご愛用いただけますと幸いです。
松澤紀美子さんのアトリエを訪ね、モデルになった布の鞄を作られた経緯やこだわりについてお話を伺いました。特集「松澤紀美子さんのポシェット」も、併せてご覧ください。
「レザーバッグの革のお手入れ方法」の記事で、お気に入りのレザーバッグを長く愛用するための革のお手入れ方法をご紹介しています。
この商品は、CLASKA Gallery & Shop "DO" が提携する国内の工場で製造を行っています。松澤紀美子さんご本人が製作(縫製)されているものではありません。また、松澤さんのアトリエでは販売されていませんのでご理解願います。