東京903会

─Exhibition report

「ゆく熊くる熊 by 東京903会 2023-2024」

2023年12月21日から 「GALLERY CLASKA」 でスタートした、 「東京903会」 による企画展 「ゆく熊くる熊」。
会場に並ぶ沢山の木彫り熊の表情を、 ほんの少しご紹介します。
会期は折り返し地点を過ぎ、 1月14日までの開催となります。 貴重なコレクションが並ぶ会場へ、 是非足をお運びください。

写真:柳川暁子(CLASKA)/文・編集:落合真林子(CLASKA)


東京903会
東京903会

会場入り口では、 鈴木吉次さん作の熊 (写真上) と、 表高吉さん作の熊 (写真下) がお出迎え。


東京903会
東京903会
東京903会
東京903会

会場を入って左側には、 八雲の木彫り熊の歴史を語る上で重要な人物のうちのひとりである作家・根本勲さんの作品を集めた一角が。 2024年は八雲で木彫り熊が発祥してから100年という節目であると同時に、 根本勲さん生誕120年の年でもあります。


東京903会
東京903会
東京903会
東京903会

会場中央とその奥壁側には、 八雲の木彫り熊がずらり。 一体一体が異なった表情でとても愛らしく、 時間をかけてお楽しみいただける棚になっています。


東京903会

そしてこちらは 「東京903会」 代表の安藤夏樹さん曰く 「謎熊ゾーン」。 鮭を担いでいたり、 優しい笑みを浮かべていたり……。 ユーモアを感じる佇まいが、 なんだかクセになります。


東京903会

会場の一番奥には、 アイヌでつくられた木彫り熊が並びます。 八雲の木彫り熊との違いは……? 是非、 会場にいらしてご確認ください。



東京903会

大住潤さんの作品 (個人蔵)


会場奥、 右側の棚には現代作家の大住潤さん、 高野夕輝さん、 高旗将雄さん、 3名の作品を展示しています。 売約済みの作品も、 会期中は展示を継続して行います。

東京903会

高野夕輝さんの作品 (個人蔵)

東京903会

高旗将雄さんの作品 (個人蔵)


東京903会

会場内には物販コーナーも。 おなじみ 『熊彫図鑑』 の他にも、 カレンダーやTシャツ、 そして今回は高旗将雄さん描き下ろしのイラストをプリントしたCLASKAオリジナルのトートバッグもご用意しています。


東京903会


「ゆく熊くる熊」の会期は1月14日まで。
貴重なコレクションが一堂に会する会場に、 是非足をお運びください。


Information
企画展 「ゆく熊くる熊 by 東京903会 2023-2024」


会期:2023年12月21日(木)〜2024年1月14日(日)
営業時間:水曜〜日曜 12:00〜17:00 定休日:月・火曜休廊
※年末年始休廊期間 2023年12月29日(金)〜2024年1月4日(木)
会場:GALLERY CLASKA (住所:東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル9階)
●東京メトロ銀座線 「外苑前」 駅 b1出口より徒歩1分

企画:precog gallery

【「東京903会」代表・安藤夏樹さんインタビュー】
今回の企画展について、そして903会をはじめた経緯などについて伺いました。
記事はこちらからご覧ください。

【ご紹介作家】
大住潤さん / 高野夕輝さん / 高旗将雄さん

※作品の販売について
販売日当日に 「東京903会」 および 「GALLERY CLASKA」 のInstagramにて告知いたします。 誠に勝手ながら、東京903会の意向により販売点数や価格等に関する事前のお問い合わせにはお答え致しかねます。また、お取り置き等は承っておりません。何卒ご了承ください。

【高旗将雄さん × CLASKAによるオリジナルトートバッグを販売します!】
今回の展示にあわせて、 高旗さん描き下ろしの “山登りをする熊” のイラストがプリントされたトートバッグをつくりました。 カラーはグリーンとベージュの2色展開。 こちらは会場で販売いたします。

【ご来場にあたってのお願い】
・当ギャラリーはオフィスビルの中にございます。 建物内にはお待ちいただけるスペースが十分にございませんので、 出来るだけオープン時間にあわせてお越しください。
・共用部などでお待ちいただくとほかの入居者の方のご迷惑となりますのでご遠慮ください。